模擬授業トレーニング

模擬授業トレーニングとは

私学の採用試験では、模擬授業が必須の学校がほとんどです。
2024年度の弊社求人を見ると実に95%の学校において模擬授業試験が設けられていました。
模擬授業と言っても教材研究から始まり、指導案の作成、板書計画(スライド作成)、
授業中の発声・発問・基本姿勢など様々な観点から判断され、採用の成否につながります。
勤務先の環境があればまだ一人でも練習は可能かもしれませんが、新卒の方など練習する環境が少ないのが現実です。
そこでEMPSの模擬授業トレーニングの活用をお勧めいたします!

模擬授業トレーニングの目的

教育実習以降、授業経験がないまま採用試験に臨むのは非常にリスクが高く、試験では授業内容だけでなく、声・姿勢・板書といった総合的な観点から評価されます。

模擬授業は実際の生徒がいない中で行うため独特の難しさがあり、試験官には校長や管理職も同席することが多く、準備不足では本来の力を発揮できない可能性もあります。

だからこそ、事前の研修で実戦感覚を身につけ、自信を持って試験に臨むことが重要です。

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希望校合格を実現しましょう!
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EMPSがトータルサポートいたします。

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豊富な私学採用試験ノウハウ

私立学校の採用試験は、校風や教育方針の違いにより、内容や評価基準が大きく異なります。
たとえば、難関大学を目指す生徒への授業や、アクティブラーニング重視の対話型授業、ICTを活用した授業設計など、学校によって求められる指導スタイルはさまざまです。

しかし、公立のように試験傾向が広く共有されているわけではなく、学校別の過去問が存在しないため、適切な対策を立てるのは容易ではありません。

EMPSでは、20年以上にわたる私学への教員派遣・紹介実績をもとに、希望校ごとの出題傾向や選考形式に合わせたトレーニングを実施しています。
専任コーディネーターと経験豊富なスタッフが、模擬授業の準備から当日のパフォーマンスまで、個別に最適な支援を行い、合格へ導きます。

模擬授業トレーニングの研修は2プランご用意!

模擬授業トレーニングは、「ベーシック研修」と「レベルアップ研修」の2種類に分かれます。
ベーシック研修では「授業の型を身につけること」を目指し、レベルアップ研修では「よりレベルの高い授業」を目指して高度な研修を行います。
上記2種類とは別に、学校毎の採用試験対策に特化した「【学校別】採用試験研修」も行っております。

ベーシック研修 指導経験は教育実習のみで不安な方向け
指導経験が浅くても安心。授業の「型」から丁寧にサポート

指導経験が浅くても安心。
授業の「型」から丁寧にサポート

EMPSでは授業の基本構成「導入 → 展開 → まとめ」の型を身につける研修をご用意しています。模擬授業とフィードバックを繰り返すことで、自分なりの授業パターンを構築できるようになります。

研修は複数回参加可能。試験まで時間がある方は、ぜひ積極的にご利用ください。経験豊富なスタッフが自信を持てるまでしっかり寄り添い、合格までサポートいたします。

メリット

  • 授業における「導入→展開→まとめ」の典型的な型が学べる
  • 研修スタッフからフィードバックを受けることで、授業パターンを構築できるようになる
  • 複数回研修とフィードバックを受けることで、指導スキルがアップする
  • 採用試験合格後も、授業開始前や開始後に研修を受けることも可能

模擬授業を行い、フィードバックを受け、改善して模擬授業を再度行う。このプロセスを繰り返すことで、指導スキルもどんどん上がっていきます。

レベルアップ研修 すでに現場での指導経験がある先生方向け
経験者向けのスキルアップ研修で、さらに質の高い授業へ

経験者向けのスキルアップ研修で、
さらに質の高い授業へ

EMPSでは、すでに教育現場での指導経験のある先生方にも向けて、さらなるスキル向上を目指した模擬授業トレーニングを提供しています。第三者の専門的な視点から授業を見直すことで、普段は気づきにくい癖や改善点、そして本来の強みに気づくことができます。

授業に完成形はありません。経験を問わず、自分の授業力を磨き続けたいという意欲を持つ先生方を、私たちは全力でサポートいたします。

メリット

  • 授業でもっと前面に押し出したほうが良い「長所や強み」について気づき、理解できる
  • 自身の授業スタイルが古い場合は、現代の需要に合った新しい型を身に付けることができる
  • 無意識で発してしまうマイナスな口癖などに気づき、改善できる

授業の改善点を見つけ出し、指導スキルを向上させようという前向きな姿勢で取り組むことで、研修の効果がより大きいものになります。

【学校別】採用試験研修 学校毎の採用試験対策に特化
学校ごとに異なる採用試験に的確に備える

学校ごとに異なる採用試験に的確に備える

私立学校の採用試験は、公立と比べて校風や教育方針が多様なため、試験内容も大きく異なります。難関大学進学を目指す学校や、アクティブラーニング重視の学校、ICT活用を推進する学校など、求められる授業スタイルはさまざまです。

模擬授業の形式も自由設定や授業計画の提出が必要な場合など幅広く、希望する学校がどのような採用試験を行っているのか知ることがとても大切です。

メリット

EMPSでは、およそ20年にわたって私学への教員派遣・紹介業務を行ってきたため、各私立学校の採用試験について精通しています。
私学は学校によってさまざまな特徴を持つため、募集要項には書かれていない部分にも考慮すべきポイントがあります。同じ行動でも、プラスと捉えられる学校とマイナスと捉えられてしまう学校があるのが実情です。

EMPSではこれまでの経験をもとに、合格に向けて机上の知識だけでは得ることのできない、具体的なアドバイスをさせていただきます。

模擬授業トレーニングの流れ

  • STEP

    授業の前提条件を
    確認する

    希望校から、「何年生のどの単元を教えて欲しい」「授業内容はGMARCHベルの大学を目指す生徒向けに、英文法の重要事項を説明してほしい」と言った指示書が送られてきます。担当科目によっては、模擬授業の中で使用可能な道具や器具などが書かれている場合もあります。

    生徒の学力レベルや、学校の教育方針によって同じ単元であっても授業内容は大きく異なります。受け取った授業の前提条件から学校にどのような生徒がいるのか想定し、指導案や板書ノートを作成するなどの準備を行います。

    EMPSでは、20年を超える学校派遣紹介の実績をもとに、先生方が希望される学校でどのような模擬授業が期待されているかについて、具体的にお伝えいたします。
  • STEP

    模擬授業

    実際の授業と同じように模擬授業が始まると、EMPSの研修スタッフが下記のチェックポイント(表)を中心にチェックしていきます。
    ある程度の区切りまで授業を進めて、フィードバックに移ります。
  • STEP

    研修スタッフからの
    フィードバック

    下記3つのチェックポイント(表)に注目してフィードバックを行います。その後、改善点を模擬授業に反映させることで、指導力アップを目指していきます。(※模擬授業とフィードバックを繰り返します。)

模擬授業でのチェックポイント

指導案授業の最初に単元導入を行いますが、何についての授業なのか?最初の数分で生徒に理解させ、学習意欲を引き出す「つかみ」が大切です。
希望校の授業設定にもよりますが、適宜必要なタイミングで生徒から発言を引き出しつつ行います。一方的な授業にならないよう気を付けましょう。
発声と姿勢生徒にしっかり伝わるように意識して発声します。自信を持ったトーンで話すことも大切です。また猫背になってしまったり、生徒たちを見ずに下を向いて授業をしてしまったりなども問題です。背筋を張って生徒たちの目を見ることを意識し、自信を持った態度で授業を行いましょう。
板書・スライド板書の字は生徒が読みやすいように丁寧に書き、大きさやバランスにも気を配りましょう。漢字の筆順にも注意が必要です。
重要なポイントを色分けするなど、視覚的に理解できるようにしましょう。また、生徒に背中を向けて板書し続けるのではなく、生徒の方を意識して体勢を変えたりなどメリハリも必要です 。