EMPSでの模擬授業トレーニングの目的

模擬授業トレーニングは、「ベーシック研修」「レベルアップ研修」の2種類に分かれます。ベーシック研修では「授業の型を身につけること」を目指し、レベルアップ研修では「よりレベルの高い授業」を目指して高度な研修を行います。
上記2種類とは別に、学校毎の採用試験対策に特化した「【学校別】採用試験研修」も行っております。

このように、合格を目指す方への研修はもちろん、EMPSでお仕事が決まった方へのフォローも万全です。

事前準備の大切さ

教育実習で教壇に立った後、何も授業を行うこともなく採用試験に臨むことは大変危険です。

採用試験では、模擬授業の内容はもちろん、声の出し方や姿勢、板書の仕方など総合的な観点から採用にふさわしいかどうか判断されます。そのため、入念な準備をしたうえで、実戦感覚と手ごたえを確固なものにしてから採用試験に臨みましょう。

また、模擬授業は独特な雰囲気を持っています。実際の生徒が目の前にいない状況で、彼らの反応を確認することなく本番と同じように授業をするというのは、想像よりも難しいものです。

試験官として担当科目の教員や、校長や教頭などの管理職が同席するため、準備なしでは緊張して普段通りの実力が発揮できない可能性もあります。

このことからも、事前に研修を受けて模擬授業対策を行う必要性が分かるでしょう。

【学校別】採用試験研修

採用試験の内容は学校によって大きく異なります。その理由は、私立学校の場合公立学校に比べると、校風や教育方針、コース編成などに特徴がみられるからです。
たとえば、GMARCHレベルを目指す生徒に向けて授業をしてほしいという学校もあれば、アクティブラーニングを推進している学校であれば、講義形式ではなくできるだけ生徒からの発言を引き出すような授業にしてほしいなどです。
(他にも)ICTを積極的に取り入れている学校であれば、模擬授業の際にICTを絡めた授業を行うこともあるかもしれませんし、事前に授業計画表を作って提出し、模擬授業では一部のみ行い、その後の展開については口頭で説明する場合もあります。
また、何も指示がなく自由に模擬授業をして下さいという場合もあるため、希望する学校がどのような採用試験を行っているのか知ることがとても大切です。

豊富な私学採用試験ノウハウ

そうは言っても、大学受験のように学校別の過去問が販売されているわけではありません。どうやって試験対策をしたら良いのでしょうか?

EMPSでは、過去に出題された試験内容はもちろんのこと、20年を超える学校派遣紹介の実績をもとに、先生方が希望されている学校に特化した採用ノウハウをお伝えいたします。
学校ごとの専門コーディネーターと指導経験豊富なスタッフが在籍しておりますので、模擬授業トレーニングも希望校の出題形式に合わせ、カスタマイズした形で行えるのがEMPSの強みです。万全な体制で、先生方を合格までサポートいたします。

ベーシック研修

指導未経験者に対するきめ細やかなフォロー

教員免許は取得したものの、実際の指導経験は教育実習のみで不安。そういった先生方には、研修を通して授業における「導入→展開→まとめ」の典型的な型を覚えていただきます。

その後実際に模擬授業を行いフィードバックを受けることで、徐々に自分の中で決まった授業パターンを構築することができるようになるでしょう。研修は複数回受けることができますので、試験が間近に迫っている場合でなければ、ぜひ積極的に参加して下さい。

このように、模擬授業を行い研修担当者からフィードバックを受けることを繰り返すと、授業展開に自信を持つことができるようになります。EMPSスタッフは、先生方に自信を持っていただけるまで伴走しますので、安心してご参加ください。

レベルアップ研修

指導経験者にはスキルアップにつながるフィードバックを実施

EMPSでは、すでに現場での指導経験がある先生方にも教員としてステップアップして頂けるよう、質の高い模擬授業トレーニングを行っています。
より高いレベルの授業を目指す先生方とっても、客観的に自分の授業を見直す有意義な機会となります。

勤務校での授業研修や教員向けセミナーでご存知かもしれませんが、第三者によって専門的な角度から自分の授業を見てもらうことで、スキルアップにつながるさまざまなフィードバックを受けることができます。

中には、無意識のうちに繰り返してしまい生徒にとっては気になる口癖など、マイナスな指摘もあるかもしれません。しかしそれ以上に、授業でもっと前面に押し出したほうが良い「長所や強み」を知ることができます。

普段は生徒を前に授業を行うため、当たり前のように行っていることの中に自身の強みが隠れているかもしれません。

扱う分野や教える生徒のレベルによっても授業内容は変わってきます。たとえ指導経験者であっても、授業には完成形がないという謙虚な視点を持ち、日々授業スキルを向上させていこうという姿勢が大切です。

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